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【アスタリア】『結晶の大地と導きの光』編クリア

2020/09/28読了時の感想
2022/06/26記事投稿

全滅エンドであるとは知っていたので、「なんとしても天帝(討伐目標としているボス)を止めるぞ、おー!」という様子を見つつ、「この流れで全滅エンドなの!?アスタリア攻めたなぁ!」と感心しながら読んでました。

星のカケラ編は、初期ストーリーということもあり、「不慣れだけど中身は王道」という感じ。

光と闇の救世主編は、星カケラ編での反省点をめちゃくちゃ活かしたであろう読みやすさと、キャラ同士の関係をちゃんと構築されてました。話の流れがわかりやすい。

星のカケラ編がβ版で、光と闇編が完成版、みたいな。

結晶の大地編、かなりストーリーが込み入ってると感じました。人々が謎の水晶に閉じ込められる変異が起き、かつ反乱を起こす組織が各地で現れ、それらをまとめている黒幕の存在。

考えることが増えたと共に、メインキャラ達がちゃんと考えて立ち回ってるのがわかって楽しかったです。

特にスタンを推してる身としては、弱気になったスレイを鼓舞したり、ゼロスと茶々入れあったり、ガイアスに対してしっかり話をしてたりと、とても良いパーティーメンバーとして描かれてて感激でした。『ずっと浸ってたい、物語が終わらなければいいのに』と感じるほどに。

全滅エンドであると知っていたのは、『あの衣装と名前が変わったミラ達はなんなのか?』と友人に尋ねたからです。

結晶の大地編で、世界全土が水晶に閉じ込められる。世界中の人が、記憶を改ざんされて、新しい世界で生きてるのが『追憶の楽園編』で、あると。

話には聞いてましたが、自分で物語を読むと「これすげぇなーーー!」と思わず声をあげるほど面白いです。

新しい世界なので、みんな立場が変わっており、今までの立ち位置だと出番があまりなかったキャラ達も、スポットライトを当てることが可能となるのですね。

ベルベットがラザリスに噛み付いたのは、ベルセリアの冒頭、アルトリウスの演説のシーンのオマージュでしょうし、投獄からの脱走も、なぞってたのかな。

まぁ、テイルズで投獄はお馴染みイベントですがっ。

ヴェスペリアで牢から出る側だったレイヴンが、出す側に回るというのもおもしろい。

ジュード編、ジュードが記憶を取り戻すのではなく、記憶を取り戻したレイアを助けたくて行動する…という流れは拍手もんですよ!その過程でジュードも記憶を取り戻しますし(よかったねレイア!)、「自分がどうしたいのか考える」よう促す立場が、前編のメインかつエクシリア2主人公でもあるルドガーというのも、また熱い!!

「追憶の楽園」の世界、「世迷言で人々を惑わす者は咎人である。咎人は例外なく天帝(ラザリス)に突き出す」という法律も、世迷言=前世界での記憶、となり、なんらかの処世術が施されるんですね……まぁ首をはねられるのだと思いますが。

いやーーーーーーおもしろい!!!やる気が戻ってきた!!!

ストーリーをクリアすると、サポート仲間数が10人も増えるのは、デカいですね。

光と闇編から追憶の楽園編までこの短期間で見てると、演出がパワーアップしてたり、敵が二体同時に出てくるようになったり、アプデが色々あったんだなーと感じられるのも、おもしろいですね。

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