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【感想】劇場版忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師【ネタバレあり】

2024/01/12初稿
2024/01/13追記

こんにちは、たかのアキです。映画忍たま乱太郎・ドクタケ忍者隊最強の軍師、2回見ました。

2023年の年末ごろ、「2024年の年末に土井先生がメインの映画をやる」と告知があり、関俊彦さん好きの自分としては楽しみにしていました。

もともと原作小説があるお話。上級生(主に6年生)が登場すると聞いていたのですが、上級生についてよく知らなかったので、予習したり詳しい友人に説明してもらって見に行きました。最終的に、雑渡さんにやられましたが。

学校の先生をやっていく雑渡さん良すぎるし、諸泉くんを教員にして生徒役になるっていうのも、後輩の指導方法としても効果的ですからね。

効果的といえば

人を洗脳するには歌と漫画は効果的なので、ドクタケ忍者隊の歌とダンスが始まった時は笑えないな~・・と渋い顔になってしまいました。わりと良いメロディとしっかりしたダンスなだけに。

どれだけ洗脳されていて「天鬼」となっていても、きり丸達を斬れと言われて「こんな子どもを…?」と戸惑ってくれたのは、優しい人の現れですね。普段は優しくて、は組の子たちに振り回されている土井先生が、普通に戦ったらとんでもない手練れだというのが見られたのも、すごい良かったです。

映画に向けて予習するにあたり「若い人の段」も見ていたので、6年生たちが土井先生が見つからないことへの不安、再会できたのに忘れられていることへのショックも感じられて、見ておいて良かったなと思いました。(後日、入場特典の「土井先生と六年生の段」も読みました)

乱太郎・きり丸・しんべヱの3人がとても良かったです。落ち込んで話せなくなってるきり丸について、まずみんなに相談するという行動をとって乱太郎としんべヱ。最後に天鬼と会って、自分のことを覚えてない土井先生にショックを受けて動けなくなったきり丸に「負けるな!土井先生を取り戻すよ!」と乱太郎としんべヱの二人が背中を押すように声をあげていったところ。素敵な結束力を見せてもらいました。

しんべヱの描き方、活躍の仕方が素晴らしいなと思いました。「食料が運ばれてるはずなのに、料理のにおいが一切しないのは妙だ」「壁に塗り込まれてる兵糧に気づく」「相手の性格に合わせて情報を聞き出す(歌)」「よだれを山田先生への手掛かりに残す」など。食いしん坊キャラって、どうしても足手まといっぽい描かれ方をされてしまいがちな印象なので、今回のしんべヱの描かれ方は良かったなと思いました。

この3人が成長して6年生ぐらいになった時の活躍の様子も、見てみたくなりました。

エンディングクレジットを見て、初めて「なにわ男子」から2名ゲスト声優として参加されてることを知りました。まったく気が付きませんでした。意識した上で二回目を見ましたが、とても上手で素晴らしかったです。難しそうなバトルシーンの叫び声などもあったのに、すごい。

私は、その昔なんとなく忍たまアニメを見ていたころ、ドクタケ忍術教室の魔界之小路先生がお気に入りでした。今回の映画に出番がなかったのは残念ではありましたが、もしいたら天鬼をひっぱたいて忍術学園に返してくれそうな気がしました。

大昔、関俊彦さんと森久保祥太郎さんのラジオをよく聞いてたので、20年経っても話題作で活躍されてつづけてるお二人を見られたのは、嬉しかったです。