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【感想】第6章・双星の宿命・不変の絆【アスタリア】

こんにちは、たかのアキです。本記事はスマートフォン用ゲーム「テイルズオブアスタリア・第6章・双星の宿命編・不変の絆」の感想記事です。ストーリーを読んだ方の向けの感想文となっております。

本ゲームは2023年5月18日にサービス終了

●双星の宿命編の黒幕と思惑

まあ、そりゃどう見たってヴィクトルでしょ!!としか言いようがないのですが。オープニングアニメや表題イラストにしっかり描かれていて、ルドガーとエルがド真ん中にいて彼が何もないわけがありません。

暗躍していたのはわかるけど、どういった目的で何をしていたのか、という点がきちんと描かれていて、まさに「解決編」としてすっきりする面白さでした。

●第2章からの分岐

ここ、一番見事だと思った場面でした。

正史世界ではカノンノが世界再生をしたんだよな?

どうやらこの世界では、再生に失敗したらしい

アスタリアの第2章「光と闇の救世主編」の事ですね。見事だと感じたのは、2章で分史世界が登場していたからです。正直なところ、第2章のストーリーを読んでいたころは、ルドガーとユリウスを登場させるために、無理やり分史世界の話をねじ込んだようにしか思えなかったからです。第2章実装が2015年だと思われるので、当時の新しめの作品かつ絶大な人気をもっていたクルスニク兄弟を出さないわけがない。

【電撃オンライン】『テイルズ オブ アスタリア』新シナリオ大決戦編“絆を信じて”が追加【2016/01/22】
https://dengekionline.com/elem/000/001/203/1203572/

第2章の最終シナリオが2016年1月追加という記録が残っています。ありがたい。

ルドガーは3章で主人公のひとりとなりますが、骸殻能力について特に触れられることはありませんでした。が、ここにきて「結局2章で出てきた分史世界はなんだったのさ」というのを、「分史世界が大きく発露してきたあの事件が世界の分かれ目になった」という、上手なつなげ方をしてくれました。おかげで2章への評価もあがったほどです。やはり、アスタリアのストーリー作家の方々は素晴らしい。

●ルドガー達を知ることができたアスタリアに感謝を

私はテイルズオブエクシリア2をクリアしていません。

エクシリア1はクリアしました。大好きです。なので2も楽しみではありましたし、最初の方はやりました。しかし、2はどうしても合わなくて、途中でプレイができなくなりました。合わなかった理由は色々ありますが、あまり語ると恨みのようになるので割愛。

徐々にクリアする周りの声を聞き、近年でも「エクシリア2おもしろい!」という話は聞きます。しかし、テイルズオブフェスティバルに一時期通っていたこと、さらに少しだけプレイしていたレイズなどで、ネタバレをくらってしまったことで、本編をやる気を失くしてしまいました。

クロスオーバーやお祭りモノを見るという事は、ある程度ネタバレすることは覚悟の上ではありますが、それを知ったうえで「もっと詳しく知りたいから原作をやろう」と思うか「だいたい話知ったからもういいや」と思うかは、ほんとに作品と自分の気持ち次第ですからね…。

エくリシア2のキャラにうまく触れてこられなかった自分にとって、アスタリアでルドガーやエル、ユリウスの人となりを知ることができたのは嬉しかったのです。クロスオーバーってこういうところが素晴らしい。さらに、今回のストーリーは、噂に聞くエクシリア2の肝の部分に大きく切り込んだお話だと感じました。エクシリア2本編を知っていればより感動できたのかもしれませんが、私はアスタリアの世界で明るく救われてくれたルドガーやヴィクトル、大人のエルなども見ることができて、十分満足でした。というか、こっちで良かった。

よろしくね、10年前の私

娘を頼む

噂にきくと、エクシリア2本編ではこの方々全員殺し合ってると聞くので…だからこその救いの世界なのでしょうけど。エクシリア2の発売から10年経過した今だからこそ、切り込めたお話だったのかもしれませんね。

●最終章に向けて
4月末に最後のストーリーが配信されると告知がされています。今回、この記事を書くために読み返しましたが、復習しておいて良かったです。

オリジンは言った「人類よ、世界の楔へたどり着け」

4つの「道標」を集めれば、世界の楔への道が開かれる

「負の因子」が「道標」に姿を変えた。「道標」を手にしているのは分史ミクリオ、分史メルディ、分史アッシュ、そしてルドガーの4人。「道標」が4つ揃いました。「世界の楔」への扉が開かれるのです。

その先に何があるのか、何を願うのか…最後のお話になるのでしょう。

サービス終了は本当に残念ですが、それについてはまた別で語ろうと思います。

ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

2023/04/11 初稿

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