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Fate/EXTRA_LastEncoreイルステリアス天動説(後半)


こんにちは、たかのアキです。Fate/EXTRA_LastEncore「イルステリアス天動説」の感想です。この記事では最終話にあたる、トワイスとムーンセルとの戦いの感想を書きます。

「―――欠けた夢を見ていたようだ―――」

やっぱり最後になるといっぱい喋りだす欠片男さん。演じた東地さん本当にお疲れ様です。すごく心地よい語りでした。長いセリフを聞いてる方が疲れないようにする話し方や映像演出って、本当に素敵です。トワイスがかつて戦ってきた回想に玉藻の影があったり、ちゃんと設定が残ってるな~と嬉しく思いました。(玉藻は月の聖杯戦争でトワイスのサーヴァントだった時期が結構あった)

「覚者は去った。この宙域では再現されない」と言ってるので、ゲーム版のラスボスだったあの人は、この世界からはいなくなってしまったようですね。ゲーム版の
時から声はありませんでしたが、このまま声がない方が神聖化されていいかな~と思ってます。

ムーンセルの前にいたトワイスが「デッドフェイス」になっていた・・・ここまでのストーリーでハクノの前に現れて忠告をしたり、ひとつ前の話で最下層から見送ってたトワイスは「デッドフェイスになる前のトワイス」だったのかなぁと思います。最後に「死者は生者をつかめない」という一言で「ああ、Fateだなぁ」としみじみ思いました。

「いつだって、その時代に生きている人が、これからを紡いでいく」というのは、私はステイナイトから味わってきたものでした。どれだけすごい力をもって現代によみがえった英霊とはいえ、結局は過去の偉人にすぎなくて、その時代を決めるのは、その時代に生きている人だと。そしてハクノ君は、生者になったのだと。

たまたま意志をもったNPCが/怨念の塊として落とされた者が

自分が今できることを、ひとつずつ乗り越えていき

信頼を築き上げたサーヴァントと共に、熾天の檻にたどり着き

最後の願いを持ってムーンセルに触れる

ちゃんと、ちゃんとFate/EXTRAの物語でした。もちろん、「ゲームのあのシーンをアニメで見たい」という想いが全くなかったわけでありませんが、新しい物語を見ることができて、私はとても楽しかったです。

雑誌の奈須きのこさんのインタビューも、しっかり読ませていただきました。「2回目、3回目でも面白いものを」とおっしゃってたのですが、久しぶりに冒頭の
ストーリーを見たりすると「おわあああこれはあああ」といった発見があって、やはり楽しいですね。

ここまでお読みくださり、また、アニメ版の感想記事をすべて読んでくださったのだとしたら、言葉ひとつでは足りませんが、本当にありがとうございました。

Fate/EXTRA Last Encore感想目次

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おまけ

…まだFGOがリリースされる前、EXTRAシリーズのキャラ達がマイナーだったころ。あまりにもEXTRAが、赤セイバーが好きで、赤セイバーのコスプレをしたことがあったなぁ~と思い出しました。コスプレは全然やったことがなく、その前に別の、某RPGの女魔法剣士がやりたくて、挑戦したことがある程度でした。でも、すごく楽しかったですね~。冬コミで、赤セイバーの姿で100均サンタ帽をかぶって行ったら、サークルのみなさんに喜んでもらえて、嬉しかったなぁ~。