【感想】映画ドラえもん、空の理想郷

こんにちは、たかのアキです。

2023年4月12日、映画ドラえもん「のび太と空の理想郷」見てきた感想文です。

当記事にはネタバレを含みます。

とても楽しかったです。

ゲストの猫型ロボット「ソーニャくん」とドラえもんの関係が良かったです。ドラえもんの映画というと、のび太くんがゲストキャラクターと友達になり、そこから話が広がっていくという形式が主ですが、今回のゲストキャラクターであるソーニャの「友達」はドラえもんだと感じ、嬉しく思った点です。

「完璧なロボットにならなくても良いのですか」という問いに対し

「不完全なところもある、それが僕だ!!」

この解答を聞いて、今回の主役はドラえもんだと確信しました。

入場特典に立派な冊子をもらって驚きました。資料ばんざい。ドラえもんの入場特典というと、チョロQのような、可愛いおもちゃのイメージもありましたし。

ドラえもんの映画はたまに見るのですが、ストーリーが自分に合うことが多いので、今回も良かったです。
途中からテーマが露骨に出てきすぎて笑いそうになりましたが。

でもわかりやすいって大事です、ほんとに。

映画の中専用の衣装があるのですが、ジャイアンがピンクでしずかちゃんが濃い青というのが、意外だなと思いました。

頭をすっぽり覆う服を着ても、誰が誰かわかる(スネ夫の髪の毛がちょんと出てたり)、やはりデザインが素晴らしいなと思いました。

・冒頭で出てきた何気ない道具(ゴミ袋)が最後で重要アイテムに変わったり、意味深に見せたシーン(虫)を最後に繋げたり、丁寧な伏線が良かったです。大好き。

・大人目線だと冒頭で「理想郷の人たち、絶対にヤベーやつじゃん」とわかるのですが、じゃあどんなヤバいことをやってるのか、どんな風にのび太達は逆らっていくのかなど、物語の流れを想像しながら見ていくのは楽しかったです。

・三賢人という三人組が出てくるのですが、「三人中二人をキレイな姉ちゃんにするとは、やるやんけ」と思っていたら、エンディングで声優さんを見たら男性二人、女性一人だったらしく、ひっくりこけました。

・最後の最後に登場する黒幕の声が中尾隆聖さんで、思わず椅子から立ち上がって絶叫したい気分でした(落ち着け)

『追放されて悪に堕ちた天才科学者cv中尾隆聖さん』

いや、最高でしょ。